輸血について

前回の記事で輸血を行った背景を解説します。

症状からいくつかの原因を想定しましたが
その中の一つに破傷風がありました。

破傷風の治療の基本はペニシリンです。
ヒト医療においては発症後には血清療法を行いますが、牛に血清療法は難しいので
代わりに輸血を行う場合があります。

牧場内でなるべく古い牛の血液を輸血します。

理由は、古い牛ほど牧場内のあらゆる病原体の抗体を持っていると期待されるため
破傷風の治療になる可能性が高いのです。
(結果的に血清療法と同じ抗破傷風免疫グロブリン投与)

ただし、BLVなど病原体をもらってしまう可能性も高いので
輸血はやむを得ない場合にのみ実施します。

とはいえ結局、今回は破傷風ではありませんでしたけどね。

フリー画像に「バチ状」破傷風菌のイラストがありました笑

余談:ヒトでもペニシリンを投与することはあるそうですが
ペニシリンに理論的にGABAリセプターの競合的拮抗作用があるとされ、筋けいれんを悪化させるリスクからメトロニダゾールが使用されることが多いようです。

牛では考慮されていませんが、悪化したという話も聞きません。
「間に合わなかった」と判断されている中に含まれているのかもしれませんね。

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治るのは牛の力。獣医は牛の助手。

よくわからない症例で、治療してもよくならず

治らないなら原因究明のために安楽殺の後に剖検しようかと

その手前までいった牛がいました。

今では飛び跳ねるほど元気になったので

言い方は悪いが「殺そうとした獣医師」である私が

とても感謝されるということがあったのです。

その牛の症例についてインスタのストーリーズに投稿したところ

治療内容など詳しく教えてほしいというDMが複数送られてきたので

ブログにまとめておきます。

◆一診目

生後2,3日目

生まれつき副蹄が落ちて足のつき方がおかしい。

運動障害あり。

この初診は別の診療所が診察しました。

◆二診目

生後10日目で、僕が繁殖検診で行った際についでで診察。

急激に状態が悪化したとのこと。

TPR異常なし。

立っていられず、斜頸に並行眼といった神経症状。

中枢神経の異常がみられる疾病がいくつか思い浮かぶ。

顎の緊張や、寝てしまうと後弓反張にも似た姿勢があったため

破傷風も疑いつつ、輸血とペニシリン、VB1、B6、B12の注射などを2日間連続。

(輸血の理由についてはまた別の記事で)

夕方には立てないものの神経症状が治まり、哺乳もできるようになったと連絡があり

ヤバイ状況は脱したと一安心。

念のための血液検査でもとくに異常なし。

◆三診目

輸血2回目。

アミノ酸製剤、メロキシカム製剤、強肝剤、蛋白同化ホルモン剤も投与。

ペニシリンは朝晩で継続。VB1も3日間継続。

念のため、同じ分娩房で生まれた子牛にも予防的にペニシリン注射を指示。

◆四診目

数日後、呼吸が荒くなり、ずっと頭を上げ視線は脳天。

ミルクを残し、みるみる元気がなくなってきたと。

輸血以外の同じような治療をするも変わらず。

動画のスクショです。動画ではありません。

頭を抱えながら行きついたのは「アカバネ病」

とくに冬から春には運動障害と神経症状を先天的に持つ異常子牛が特徴的。

基本的に治るものではないし

弱っていくのを見ているよりは今後のために原因究明を提案しました。

ウイルスは出生後に体内から消失してしまうので確定診断には解剖しなければなりません。

しかし、解剖の前に事前調査として

患畜子牛および同時期に分娩した子牛と親牛たちの血液に、アカバネウイルスの抗体があるか検査したものの

陰性!!

親牛はアカバネウイルスのワクチンも接種済み。

当然と言えば当然の結果。

剖検にも踏み切れず途方に暮れていたら

一週間後に、子牛が元気になってきたとのこと。

さらに二週間後。ぱっと見は普通の子牛になりました!
足の毛はだいぶハゲました。がんばったんだね。

残念ながら僕は治していません。

牛が自分で治るための助手としてさえ、不十分でした。

牛にとってもっと頼れる存在でありたいものです。

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酪農業界で起こっていること

小規模酪農家はずっと生産量を守ってきているのに、国が設備投資に補助金を出して、メガファームがどんどん規模拡大して、生乳が過剰になった。なので、すべての酪農家が減産してください、牛を減らしてください、と号令が下った。

それは納得がいかない!拡大したメガファームが責任取れよ!と言いたい気持ちはわかる。でも、それは「今」だけを見た勘違いだろう。日本の酪農はメガファームに守られてきた側面も、一部はあると思う。

メガファームだけに非があるわけではなしい、今や生乳生産の基盤は中~大規模農場によって安定している側面があるのではないだろうか(詳しくは後述)。

だからといって小さい農家を減らせという話ではなく、小~大規模まで多様な事業者がいた方が業界にとっては良い。何より家族経営の酪農家は好きだ。(ちなみにうちの顧客はほぼ小規模家族経営農家ばかりだし、それを誇りに思っている)

しかし矛盾するようだが酪農家の戸数は減っていくし、減ることが健全だと思っている。

【何がメガファームのおかげか】

かつてバター不足が世間を騒がせ、連日大騒ぎでバターの輸入拡大に向かいそうになった。そこを農水省は【生乳増産】の政策で踏みとどまらせた。設備投資を推進してメガファームのさらなる大規模化が進んで、一気に生乳を増産したおかげで、「バターの輸入解禁で国内酪農家が壊滅するシナリオ」は免れたとも解釈できる。

【大局の理解】

乳牛飼養頭数は1990年頃から減少していたのが2017年から増加に転じて、さらに1頭あたりの生産性も向上した。結果、供給が需要を上回った。これは酪農に限らず産業政策では避けられない「波」であろう。

酪農家が国営でなく自由に経営体できる限り、国は間接的にしか介入できない。時間と共に情勢は変わるが政策は途中で簡単に変えられない、必然的な歪みが起こる。

これが「メガファームのせいで」と考える人が出てきてしまう背景ではないだろうか。

非常に切ない。

【農水省の苦悩】

農水省は、生乳生産が足りないと「バター不足」の大合唱で輸入拡大を迫られ、供給過剰になると失策と批判される。しかし、足りない時に政策を作って、施行まで時間がかかり、緊急で不足から脱しないとしけないのに、いつ過剰になるかわからない上に途中でブレーキを踏めない。

また、カレントアクセスついて解説が出回っているが、バターや脱脂粉乳の輸入について「義務ではない」という話も誤解で、事実上は義務だ。WTO協定に「義務」とは書かれていないが、ガットウルグアイラウンドの多角的貿易交渉で日本が約束した内容は義務と解釈される。

国会答弁で、WTO協定に「義務」とは書かれていない、と回答してしまった所だけ拡散されてしまった。

別な背景もある。

加工向け生乳は取引価格が安くならざるを得ないため、国内のチーズやバターをすべて国産にすると酪農家の収入はむしろ激減して、さらなる離農の加速からの減産、結局は今以上に乳製品を輸入するハメになる(酪農家のためには全然ならない)という背景で、一定量の乳製品は輸入し続けて国内生乳生産の飲用向け比率を絶妙なバランスで守っているのだ。

まとめ

ということで、製菓業界や小売業者からの「バター不足!」の声は農水省にとって危険信号で、トラウマだ。

過去の生乳生産不足を賄うための増産を主に担ったのはメガファームであり、乳製品の輸入拡大を免れたのではないか。しかし、その増産が今は仇になって全員が冷飯を食わされているので、不満が高まってしまった。農水省も酪農家を守るために乳製品の輸入を続けるという、一見矛盾に見える施作のために批判されている。と私は理解している。

いろいろ書いたが、メガファーム礼賛ではない。経営の大小に決して優劣などない。それぞれ役割があるから、誰が悪いという話ではなく、個性豊かで多様な経営体の生態系を作っていけるよう支え合っていきたいという話。

久松達央氏の近著「農家はもっと減っていい」から以下引用を。

農業はその時々の政策に翻弄されます。しかし、本来政府は自由で多様な農業経営を可能にするために我々が雇っているのであって、政府の方針に沿って農家が存在するわけではありません。農業経営は規制で守られるのではなく、真剣勝負の中でこそ輝くものです。

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牛乳でスマイルプロジェクト

牛乳でスマイルプロジェクトをご存知ですか?

牛乳の消費拡大のために

酪農家を応援したい団体などが加盟するプロジェクトです!

https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/gyunyu_smile.html

らくちっくラジオとして寺内動物病院も加盟しました!

栃木県も自治体として加盟しています!

もっと盛り上がってほしいので

各地の酪農組合はもちろん

酪農王国である那須町、那須塩原市、大田原市なんかもぜひ加盟してほしいですねー

では皆さん!

今日も素敵な一杯を!!

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繊維素性?の多発性関節炎

新年早々、原因のはっきりしない症例があったので紹介します。

非感染性の多発性関節炎で関節腔内が白色の肉片っぽいものでパンパンでした。

以下、レポートです!

生後12日目に初診。

右前膝と右飛節の腫脹、関節伸展を痛がる。

外傷なし。

突出する関節包にやや波動感はあるが違和感。

臍帯炎や呼吸器疾患などなく、子牛は非常に元気。

非感染性の非特異的多発性関節炎と診断して、経口NSAIDsと経口粘膜保護剤の継続投与。

生後18日目

日に日に腫大していき拳大以上、負重困難になるも破行以外は元気。

両患部とも明確な波動感ではないが、どろっとしたものが関節腔全体を移動している感じ。

穿刺してみるも何も出ず、いくら陰圧にしても血液も関節液もほぼなし。

マルボシルとデキサメサゾンを関節腔の複数箇所に注入。

全身投与を継続。

生後22日目、哺乳時以外は起立しない。

再度、針を太くして穿刺するも同じ、生食を注入してもほぼ回収できず。

わずかな回収液を培養したが無菌。

生後23日目、関節切開を実施。

まずエコーを当てたが、関節腔を満たすものは膿瘍ほどの輝度で流動性がなく、よくあるフィブリンの目立つ高エコーはなし。

まずは右前足から切開。

右肢の前膝(手根関節)

主たる病変が関節周囲の可能性もあるため

いきなり関節包を切らないよう慎重にアプローチ

結局、関節腔内に何かある。

切開して引っ張り出すと、脂肪みたいな肉片が出るわ出るわ

指を突っ込むと関節面はきれいだから、ただコイツが詰まってて痛かっただけ。

壊死組織も一切なく、生食で洗い流しながら

鉗子で取れる限りのものをとにかく取る!

健全な組織は剥がれないので、取れるものは取って良いという感じ。

外側から切開し、中央の手根骨を避けるイメージでV字に延長

縫合して上下関節までギプス固定(つま先は露出)。

右後肢は関節のアプローチが難しそうだったので

ひとまず前膝が治ることを確認できたら飛節も切開することに。

【術後の診断】

切開して関節包が不明瞭かつ関節粘液がほぼない状態だったので

関節包に対する先天性自己免疫疾患などで繊維素性炎症を起こし

フィブリンと壊死関節包が肉片として蓄積していきながら

液性のものは吸収されていった?

という自分なりの結論でした。

本当は取り出した肉片を病理検査に出したいですけどね。

再発しないことを祈ります。

経過をまた報告します!

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クーラーの効いた部屋で育った牧草は少し甘かった

先日GrassGoという屋内牧草製造システムの日本のデモ施設を見学してまいりました。

https://www.grassgo.jp/

以下、感想をまとめますがあくまで個人的な物なので

気になる方は問い合わせの上、ぜひ見学してみてください。

デモ機は6面×6段で、生産力としてはこれ1台で

小麦なら1300kg/日(DM260kg)

大麦なら1500kg/日(DM300kg)

目安として100頭分の飼料としていました。

実際はこれだけ食わすわけにはいかないので、200~300頭規模のTMRに混合するのが現実的かなと思います。

米国なら牧場内にこれを何台も並べる使い方ですが

日本なら飼料会社が持つか、飼料会社に牧草スプラウトを売る形

あるいは農家の共同購入でTMRセンター型になるのではないかと思いました。

牧草としての成分については、水分が多いですが比較的バランスが良い印象です。

米国では主に小麦を栽培していますが、日本では大麦が良さそうです。

大麦よりもタンパク質の高い飼料作物を生産できるようになるともっと魅力的ですね。

生産コストはほぼ水と種で

井戸水か、水を循環利用すれば水はほぼ無料にできますし

種は規格外品などで近隣から安価に仕入れられれば

理論上は安かった頃の輸入牧草とも競合できるくらいまでコストを下げられそうでした。

加えて課題は「堆肥の必要のない牧草生産」になるので

農家が導入するなら堆肥の行き場を確保しなければならないことです。

もともと購入飼料主体の農家なら問題ないですけどね。

より詳しい情報はHPと、実際に見学されることをお勧めします。

環境負荷が極めて少ない牧草生産システムで

今後はGrassGoに適した牧草品種の開発でさらに効率出来な生産も期待できるでしょう。

2022年9月現在でまだ日本にはデモ機しかありませんが

環境面の配慮と、輸入飼料高騰へのリスクヘッジで

導入例が増えていくものと思います。

また、これも自給飼料生産の補助金の対象になることを強く願います。

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株式会社寺内動物病院をよろしくお願い致します。

2022年8月1日に

株式会社寺内動物病院を設立し

いろいろあってやっと

9月に診療所として開業届けが承認されました。

父が沖縄でヤギ専門獣医師として開業しているなどの都合上

「法人化」ではなく

個人事業主の寺内動物病院を残して

株式会社寺内動物病院の開業となり

このような前例が乏しいようでまあまあ時間がかかってしまいました。

何はともあれ

農家、地域社会、畜産業界のために精進してまいりますので

今後ともよろしくお願い致します!

僕もいて座の男です。

代表取締役社長就任祝いに妻からサプライズで

森林ノ牧場の「あの子の革」の名刺入れを頂きました。

改めて気合いを入れてがんばります!

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転がり続ける獣医師に苔は生えない

『自然災害などで変化を求められることはあるが

根本的に変化するには時間がかかる。

災害で「変わらなければならない」と決意したなら

実際に刷新できるのは5年や10年後になるから

次の災害に備えることになる。』

どこで聞いたか忘れたメモより

酪農・畜産に関わらず、現在厳しい状況におかれている事業者や個人は多い。

今の状況に対応することだけ考えて変化を求めれば

現状に慣れたり、なんとなく喉元を過ぎたくらいで

決意を忘れ、元に戻るだろう。

そしてきっと、次の災害や経済危機でまた慌てる。

たとえば、十数年前の口蹄疫で危機感をもって

今もその意識改革が「習慣」として形に残っている農場や獣医師はどれほどだろうか。

(大きな自戒を兼ねて。)

現在の酪農畜産の危機的状況に耐え忍ぶためには変化が求められる。

経営者の意識の変化、牧場運営の仕組みの変化

現状を乗り切るということは、その先も生き残るのだから

たとえば5年後には経営環境が良くなっても

10年後にはまた困難がやってくることを前提に

平時から変わり続けられる文化を牧場内に持ち続けることが大切なんだろうな

と思った次第。

牧場のサポーターとして、まず自分自身が変化し続ける獣医師でなければならない

という決意表明でした。

将来にも畜産という文化が続くために、良き伴走者であろうと思います。
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寺内動物病院info一覧

HP

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podcast【らくちっくラジオ 栃木支局】

酪農・畜産に携わる方々に役立つ情報をお届けする、オンラインラジオです。

※ podcastの聴き方はデバイスによって変わります。

【iPhoneで聴く場合】

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%A1%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA-%E6%A0%83%E6%9C%A8%E6%94%AF%E5%B1%80/id1573472142

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らくちっくラジオのInstagram

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寺内宏光のブログ

https://vetterra.wordpress.com

畜産と持続可能性についてのnote

https://note.com/vetterra

aff :農水省ウェブマガジンでの特集記事

https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2109/pdf/aff2109-4.pdf

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後継者問題とM&Aの知見

施設はまだまだ使えて、成績も悪くない酪農家が高齢で引退するケースは多くあり、今年はさらなる経営環境悪化で円満離農と倒産の離農が加速する。

消費量が減っているのだから、市場の原理としては生産(農家戸数と飼養頭数)が整理される必要はあるのだと思うけれど、加速する離農と非常に少ない新規就農、そして既存農場の規模拡大の自然な流れに任せるのが理に適っているのかわからない。

本州最大の酪農県である栃木県は、酪農周辺産業も盛んである。つまり県内の酪農の衰退は、農業従事者のみならず栃木県近隣の多くの事業者、雇用への影響が大きい。そういう、多くの人の生活に関わる公的な課題だと思う。

新規就農はかなりハードルが高いものの、SNSなどで新規就農を目指す若者を見る機会はあるし、牧場従業員からも「いつかは、」と直接聞くことがある。農業高校の生徒には自分の牧場を持つことを堂々と夢として語ってほしい。

栃木県でなかなか耳にしないけれど、もっと新規就農へのサポートができないだろうか。

中小企業庁は黒字で後継者不在な企業をM&Aで存続させようと年間6万件にものぼる(無茶な)目標を立てている。M&Aバブルとは言われていても、実態はほとんどが中小零細企業で、M&A仲介をしても儲からない案件ばかりらしい。そんな中でも社会課題の解決のために小規模M&Aをサポートしている企業や組織がそれなりにあるのだから、そのような小規模な第三者継承をサポートするノウハウを酪農畜産業界に参考にできないだろうか。

就農した後は我々が徹底的にサポートするから、就農へのサポートや良いシステムを誰か作れないか。

と、企業M&Aの話を聞きながら思いました。

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